先ほど、昼休みに散歩していたら、私に驚いたのであろうバッタが歩道から飛んで
道路に着地し、すぐに車が通り、車に引かれてしまいました。
私が歩道を歩かなければ、あのバッタも死ぬ事はなかったのだろうと思うと
心が痛むと同時に、人間の身勝手さに怒りさえ覚えました。
バッタを踏んで殺した車は、なにが起きているかも知らないまま通り過ぎて
行くのを見ていてほんとうに悲しくなりました。
人間は人間の命がけを特別扱いして、その他の命どうでもいいかのようです。
そんな身勝手な人間社会がいつまでも栄えるはずがありません。
人間の繁栄もそろそろ終わりの時が近づいているのかと感じます。
そんな気持ちになると、少年時代に読んだ「マーズ」と言うマンガを思いだす。
故横山光輝さんの作品で、「鉄人28号」や「バビル2世」などが超有名ではないかと
思いますが、私は「マーズ」の最終回が強く印象に残り、この作品が1番好きです。
人間を守って戦ってきた主人公「マーズ」が、人間の身勝手さに絶望し、
地球そのものを消滅させてしまうマンガで、あまり例の無い終わり方をする作品でした。
最近、私はこのマンガの最終回を人類自身で迎えようとしているように思えるのです。
故横山光輝さんが今、この世の中を見たらどんな思いをされるのだろうか。。。