ゴールデンウィーク最終日の6日は早朝に埼玉を出発し、三郷から常磐道に乗り
福島県の四倉ICで降りて、数時間後にまた来た道を帰る運転ばかりの1日だった。
街中はあまり震災の爪痕が残っておらず、普通ののんびりした田舎の空気が
流れていた。心地よい風に吹かれていると原発事故など忘れてしまいそうになる。
ましてや日常生活をここで過ごしていれば、何もなかったようになるのだと思った。
形も見えず匂いもしない放射能汚染の怖さがここにあるのだと改めて思った。
症状さえ出なければ、誰もわからないのだから。
数年後甲状腺等のガン発症率が増えた時、住民はどう判断するのだろうか。
お年寄りはきっと、寿命だと諦めるのだろう。しかし子供達は諦めるわけにはゆかない
し、親は後悔の念にかられるだろう。枝野大臣や細野大臣が言っていた今すぐに影響は
ないとの言葉の責任が問われる時だろう。その時まで政治家達は海外に逃げるなよ!