妻が職場で無料のディナーショーのチケットを貰ったので、そのチケットでお食事と短いショーを見てきた。
タイムリーなことに、丁度結婚記念日だったので、この無料チケットがお祝いの代わりとなった。
チケットには、「布施明クリスマスディナーショー2012」と書いてあり、
私の年代なら「君は薔薇より美しい」、「シクラメンのかほり」などTVでよく見ていた世代。
ショーの開宴時間が帰宅時間ギリギリだったけど、なんとか間に合った。
まずは食事を食べてからショーの開幕となる段取り。
食事をする座席は知らない人達8人が座る円卓で微妙な雰囲気の中で食事をすることになり
あまり感じのいいものではなかった。まして肉料理が嫌いなので定番のメニューが食べられない。
とりあえずデザートだけは美味しかった。
観客の実数はよくわからないけど、8人座る円卓が20あったので単純計算で160人くらいだろうか。
19時30分から20時30分までの約1時間が食事の時間だった。
その後、別階にあるコンサート会場の場所に移動となる。
食事をする場所とコンサート会場が異なるスタイルをオオクラスタイルとの事。
食事とコンサート会場が同一なスタイルをラスベガススタイルと言うことを布施明さんがコンサートの
トークの中で説明していた。昔、伊東のハトヤで食事をしながらショーを見た記憶があるので、ディナーショー
は、ラスベガススタイルだけだと思いこんでいたが、今回のショーで別スタイルがある事を知った。
でも、こんなミニ情報はどうでもよくて、肝心なのは食事とコンサート内容だ。
食事は先に書いた通り雰囲気はダメ。食事も自分の苦手なものばかりでテンション下がりまくり。
それでもコンサートは流石大御所の歌手だけあって、声量には改めて驚かされた。
ちょうど当日、本人の誕生日で65歳とのこと。とても65歳には見えない。
観客席には熱烈なファンが居たようで、声援が凄かった。
年齢層は自分より年下は居なかったように思う。
無料チケットで来場していた客は、身形や年齢層を見ると2/3以上居るかと思えた。
残りの1/3は自腹で来場したファンだったような。。。でも3万円近い料金を簡単な料理と
1時間のコンサートのために支払うとは、ファン心理とは凄いものだと感じた。
曲を聴いているうちに、狭い会場ではあの声量を存分に生かすことが出来ないのではと感じる
ほどすごいものだった。
65歳になった布施明は年齢を感じさせず、今だ現役で戦っているように見えた。
戦う男の姿は幾つになっても美しいものだ。