寂しがりやのブログ

地球や自然にとって、優しい存在で居たいと最近感じるようになりました。 人の役に立ちたいと言うより、自然や動物達の役に立ちたいと願う気持ちが芽生えてきました。 大半の人間は、生活の利便性を追求・優先し、その代償として地球や自然を破壊している愚かな生き物 で、自分もその中の一人である事に自責の念を抱いています。。。 他の生物の命を大切にせず、自然を破壊している人間が、このまま栄えるはずもなく、いつか滅びる運命なのだと思います。そんな愚かな人間の中の一人です。

孤独な敗者の独り言

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

久々の村上作品を読むことができた。本を買えばすぐにでも読めるのだろうが、人気のある図書を図書館で
予約すると世間ではすでにブームが去った後に、予約の順番が来る。

村上作品は「1Q84」以来になるので、とてもとても楽しみにしていた。
読み始めてすぐに、独特の世界観と言えばいいのか、ストーリ展開でいつものように引き込まれて

寝る時間も惜しんで読んでしまった。読み進む中で自分では説明しがたい感情をこの本の中で
上手く表現されていた事もあり、もう最後まで一気読みしてしまった。

しかし、エンディングは大いに裏切られてしまった。私が求めていたはっきりした展開がなく
読み手任せの終わり方で、なんともモヤモヤした気持ちのまま終わってしまった事が不満に感じた。

主人公の年上の彼女の出した答えを知りたかったなぁ。。。残念!
それでも、最後までワクワクしながら読むことが出来ました。