寂しがりやのブログ

地球や自然にとって、優しい存在で居たいと最近感じるようになりました。 人の役に立ちたいと言うより、自然や動物達の役に立ちたいと願う気持ちが芽生えてきました。 大半の人間は、生活の利便性を追求・優先し、その代償として地球や自然を破壊している愚かな生き物 で、自分もその中の一人である事に自責の念を抱いています。。。 他の生物の命を大切にせず、自然を破壊している人間が、このまま栄えるはずもなく、いつか滅びる運命なのだと思います。そんな愚かな人間の中の一人です。

孤独な敗者の独り言

シートロックワイヤー切れる

なんの前触れもなく(大概そうだが)突然、Dioのシートが開かなくなった。
通常は、キーをONするひとつ手前で押し込むとシートが開くのだが、なんの反応も無くなってしまった。


現象をググッてみると、同じ現象の記事が幾つか見つり、どうやらシートロックワイヤーが切れたようだ。
構造上、シートが開かない状態で修理するのはかなり難しそう。ヤバイな。。。(^^;


それは当然のことだ。簡単にシートが開いてしまったら、それはそれで盗難の恐れが高まるからね。
切れたワイヤーの部品代はたいしたことないけど、工賃が高くつくとの事で自分でトライすることにした。


工賃が高いということは、すなわち作業の手間がかかるということで、実際に半日かかってしまった。
とりあえずシートのロック制御をしている部分が見えるかとサイドカバーを外そうとしても
シートが開かない状態では簡単には行かない。なのでまずはワイヤーの経路を調べるためにキー部分から分解することにした。


そのためには前カゴを外してフロントカバーを外してフロントインナーカバーを外した。
ここまではなんの苦労もなく2〜3分で完了。


キー部分を分解するのは初めてだった。既にマグネットロックの磁石を抜く加工がされていたので
一部が割れていた。キーアッセンブリーにシートロックワイヤーが連結している部分を確認。


シートロックワイヤーのタイコを外し、ケーブルを引っ張り、切断しているのか確認。
スルスルとケーブルが出てきて引きちぎれている事がわかった。従ってシートロックワイヤーの切断が原因と判明。
原因が判明したもののこれからが大変だった。



Dioのシート部分を分解したことがなかったので、どのような構成なのかわけもわからず、とりあえず分解出来そうな
場所から手をつけることにした。


まずはステップ付近のカウルとサイドのカウルを外す。
次にシート下のカウルだがシートを空け、シートボックスを外さないと分解出来ない構造のようだ。


でもシートが開かない以上、無理やり分解するしかないので、無理やりシート下のカウルを分解。ある部分は割れてしまった。
シートロックの金具が見るまでカウルを剥がして、シートロック部分をドライバーで突っつき攻撃すると



「カチャン」と乾いた音がしてロックが解除出来た。


あとは、シートボックを外し、周囲のカウルを外して、ほぼ裸になった。
シートロックワイヤーなんて予備部品など用意しているわけもなく、部品を注文して届くまで、切断したケーブルを
流用するしかない。そのため切断したケーブルの反対側のタイコをシートロック部分に付ける。

ここに取りつけ。

あとはシート下までケーブルを取りまわし、手動で引っ張り使うことにした。

カウルを組み立てて完了。

ケーブルを近所のバイク屋に注文。部品が届いたら、また修理をすることになる。


それにしてもこれって、設計ミスではと言いたくなる。だってケーブルの切断は起こりえるはずだし、
新車に近い状態だったら、カウルを少し壊して無理な修理は出来ないもんね。