寂しがりやのブログ

地球や自然にとって、優しい存在で居たいと最近感じるようになりました。 人の役に立ちたいと言うより、自然や動物達の役に立ちたいと願う気持ちが芽生えてきました。 大半の人間は、生活の利便性を追求・優先し、その代償として地球や自然を破壊している愚かな生き物 で、自分もその中の一人である事に自責の念を抱いています。。。 他の生物の命を大切にせず、自然を破壊している人間が、このまま栄えるはずもなく、いつか滅びる運命なのだと思います。そんな愚かな人間の中の一人です。

孤独な敗者の独り言

初めての小丸山スキー場 JSBA1級検定1回目の挑戦



今回訪れたゲレンデは北志賀高原にある「小丸山スキー場」
初めて訪れるゲレンデで、距離も280kmくらいあるので、自宅から遠方の部類のゲレンデになる。


自宅を1時半頃に出て川越ICから関越に乗り、藤岡ジャンクション上信越道に分岐し
甘楽SAでトイレ休憩するために立ち寄ったが、外気の寒さにビックリ!
トイレだけすませてすぐに出発。長野付近のSAでしばし仮眠休憩。


中野ICで下車しナビの誘導に従い一般道を走り目的地の小丸山スキー場の前に聳え立つ
志賀高原ホテルの裏にある駐車場に到着。


7持45分に宿へ電話して迎えを依頼。すぐにスノモービルでお迎えが来たのでスノーモービル
荷物を載せて、今夜お世話になる宿「ビレッジ101」に到着。


このお宿はゲレンデの中腹に位置しているので玄関を出たら本当にゲレンデ。
滑っては休憩を繰り返すような人には最高のロケーションかと思った。
このペンションは女性オーナーで、なんとvirusの板を愛用しているアルペンボーダー。


今回「小丸山スキー場」に訪れた目的は、「バッジ対策キャンプ」と言う企画に参加するためで
1級検定を受験して合格すること。1級受験は今回が初めてで、検定を受ける最終級。ここから先は


イントラを目指す方々になるので、自分はそこまでは目標にしていない。
目標の1級取れたら講習で取得出来るC級イントラまでが自分の限界かと。。。


今回参加した「バッジ対策キャンプ」は1泊2日のスケジュールとの紹介記事だったけど、
2日は一般参加の方と一緒になる事前講習と本検定なので、実質的には1日目だけが特別レッスンで、
午前2時間、午後2時間の合計4時間が特別レッスン。

1日目のレッスン最後の滑りをイントラがビデオで撮影し、宿泊した宿で夜に、そのビデオを見ながら
注意点の説明を受ける。


レッスンを受ける際、いつも気になるのマテリアルの選択。普段はアルペンだけどスクールになると
異端児のような感じになるので、いつも迷ってしまう。


どこのスクールの先生方も当然上級者でアルペン乗りが結構多い。だけどスクールの生徒は圧倒的に
フリースタイルなので、先生もフリーの板になる。


スクールによっては、アルペンの生徒は断られる。自分の経験では3か所のゲレンデで断られた経験がある。
なので、いつも申し込む時は「アルペンですがよろしいですか?」と尋ねることにしている。


今回、申し込む際に、どちらで受けるか相談した所、普段滑っているマテリアルがいいのではとの
アドバイスを頂いたので、アルペンで受けることに決めた。


10時30分、スクール前に集合しレッスン開始。
バッチ対策キャンプに参加したのは自分を含め3名。
1名は自家用車で大阪から来た女性の方で1級を受験する人だった。
1名はバスツアーで徳島から来た女性の方で2級を受験する人だった。


レッスン内容は、当然検定バーンを使って行うけれど、その検定バーンに行く際のリフト降り場が
凄い状態だった。圧雪車が登れない急斜面なので、未整地でガリガリバーン。


みんなズルズル落ちながら中腹まで降りなければならないバットコンディションなので、検定バーンに
辿り着くまでに足がクタクタになってしまう状況だった。


だから1回に滑る時間をかなり要する事になり、フリー1回、ショート2回、ロング2回の合計5回
しか滑ることが出来なかった。


午前レッスンが終了し、午後レッスン開始まで、車の中でしばし仮眠することにした。
ゴロっと横になったらいつの間にか集合時間になり、午後のレッスン開始。


ゲレンデコンデションは変わらず、リフト降り場からの急斜面が嫌になる。
午後レッスンの最後にビデオ撮影を行い、夜にレクチャーを受ける事になっている。


午後レッスンが終り、自由時間になったので緩斜面でしばし練習を行う。次第に雪が降り始め
視界が一気に悪くなると共にゲレンデから人が居なくなり貸切状態でそのまま数年振りのナイターゲレンデ

で苦手なショートターンの練習を行った。19時に夕食なので18時30分に滑走を終え宿に着く。
着替えて丁度夕食の時間。サクサクと食べ終えて風呂に入り20時から始まるイベントに備えていた。


ゲレンデからの打ち上げ花火と、イントラによるたいまつ滑走があるのだ。
しかし、20時になってもそんな様子がない。視界が悪くなるほどの雪が降っているせいだろう。


イベント中止かと思っていたら、ゲレンデを照らすライトが消えイベントが始まった。
宿の玄関先から観賞することにした。


ゲレンデ中腹からインストラクターによるたいまつ滑走が始まった。
毎日滑っているゲレンデとはいえ、真っ暗なゲレンデを滑るのは怖くないのかと。。。

そして打ち上げ花火が始まり、10発前後が夜空に咲いてイベント終了。

宿に戻り冷えた体をストーブで温め宿に宿泊している方達としばし歓談。
21時頃に昼間撮影したビデオを持って、スクールの校長が宿に到着。


宿の食堂のモニターにビデオを映し、宿の全員が見ながら注意点などのアドバイスを聞く。
他の宿泊客の方も見ているので非常に恥ずかしかった〜


ビデオも終わり、スクールの校長先生が帰った後、一緒にビデオを見ていた宿泊客で深沢さんと言う
方から話しかけられ色々とお話を聞くと、チューンナップのプロで某メーカーの契約ライダーでも


ある方だった。なので大変知識が深く、自分はただうなずいて話を聞くばかりで大変有意義なお話を聞けた。
特にポジションの設定とか全く無頓着の無知だったので、大変勉強になりました。


この方に教わりたいと思ったけど、その方は翌日には野沢温泉スキー場に移動だし自分も検定があり、
思いは叶わぬことでとても残念に感じた。そして1日に疲れが出てきたのか眠くなり10時前には部屋に戻り就寝。


翌朝6時頃に目が覚め、支度をして7時より朝食を食べる。
8時から動くリフトに乗るため早々に食べ終え、チェックアウトの準備をしたが


少しダラダラしてしまい8時30分頃に宿を出た。お世話になった宿は、大変サービスが
良くて、荷物は預かってくれるし、いつでも休憩させてくれるので近くのゲレンデだったら常連になりたい宿だった。


10時30分から事前講習が始まる。事前講習ではキャンプの3名にプラス2名の参加が加わり
5名での事前講習となった。事前講習では検定の種目を滑り点数で評価され注意点の説明を受ける。


2級の時は、ここまで丁寧な事前講習を受けた記憶がなかった。
この事前講習の段階で合格点が出てのがロングだけだった。今日の結果が既に見えてしまった。


でも諦めるつもりはなかったので、事前講習終了後から本検定が始まるまで昼食を摂らず滑り込んだら
足がヨレヨレになってしまった。息も上がってきたので集合20分前でしばし休憩する事にした。


そして、あっと言う間に検定開始時間になった。
まずは、最初の種目「ロングターン」。自分では問題なかったと思っていたら点数は69点で不合格。


滑走中に詰まった個所があったと言われたが記憶になかった。
そして「ショートターンは自分でもダメだとわかる程、ひどい滑りだった。点数は69点で不合格。


最後は「フリー滑走」ここだけは少し自信があったけど、点数は69.5点で不合格。
ここまで惨敗だと、気持ちの切り替えが早くなる。


全体的には、1級が5名中1名合格。2級は1名中1名合格。
僕が見ていて、合格しただろうと思えた人さえ落ちていた。さすがにその人はかなり口惜し思いを


している様子が伺えた。総評を聞き終えたのが16時。そのまま宿に戻ったら野沢温泉スキー場から深沢さん
が戻り食堂でくつろいでいたので、昨夜の続きのお話を聞きたいと思い、色々と質問などしたら、


板の状態を見てくれて靴の設定等も色々教えて頂いた。なんて親切な方なのだろと感謝の気持ちで一杯になった。
そして帰宅する時間が近づき、深沢さん達が先に帰る事になり、宿の雪上車で深沢さん達が帰るところを見送り、


自分はスノーモービルで駐車場まで宿の方に送って頂き車に荷物を詰め込み、自宅を目指し出発。
信越は渋滞もなく関越で少し渋滞に合ったが、22時頃には自宅に到着した。
自分としては大変収獲のあった2日間だった。


PS.小丸山スキー場で宿泊するなら、「ビレッジ101」を私はお勧めします!