前日の土曜日、いつもなら滑りに行くが楽しみに感じる事が多いけど、この日はどうも気が進まない。
自分でも理由はわからないが、前回の滑りの不甲斐なさを引きずっているのかもしれない。
しかし、出掛けず自宅で燻っている自分を想像すると、それは耐えられないと感じた。
なので出掛ける事を決め、バスツアーの申し込みをしようとWEB画面を開くと既に明日の
申し込みの締切りが過ぎていた。
仕方ないので車で出掛ける準備を始め、174cmと168cmのアルペン板を2枚だけ積み込む事にした。
LINEでスクールに出席連絡をしていなかったので1日フリーでアルペンで滑るつもりだった。
夜中0時過ぎに自宅を出発。下道で遠方まで走る気力がないため、東松山ICから高速に乗る。
雨は降ったり止んだりだった。途中のSAで仮眠をとりながら明け方頃に小諸ICで高速を降りる。
湯の丸までの山道もほぼ乾いた状態で問題なく湯の丸ゲレンデに到着した。
車内で準備を整え、リフト乗り場の窓口でリフト券を購入。
とりあえず、スクールに顔だけ出してフリーで滑っている事を受付に居たハナさんに伝え滑り始める。
天気は雪。
現地で2名の知り合いと逢う可能性があり、その事を楽しみにしていたけど2名共に
この日は都合が合わず、自分一人で滑る事になった。
暫く一人で滑っていると同年代のオジサンが少しもたつく感じでアルペンで滑っていたので
リフト乗り場で声をかけて数本一緒に滑った。
その後、スクールの若手イントラさんがフリーで滑っていたので、一緒に数本滑り昼休憩を取った。
この日は兎に角疲れを感じて休憩なしではいられなかった。
この日は午後から検定があり、忙しいかもしれませんと若手イントラさんから聞いたので
昼過ぎにスクールに顔を出して、手伝える事があればお手伝いする意思を伝え、検定が始まる
13時近くまでフリーで滑走。
13時少し手前でスクールに再び顔を出したら、スターターのお手伝い役をする事になった。
濃霧が広がり検定バーンを覆い隠し滑走者の滑りが見えないくらい濃い霧が立ち込めた。
バーンも幾分固くボコボコで転倒者が2名出る程の悪い状況だったが、
検定結果は12名中4名の合格者が出た。
ゲレンデ営業終了間際に上級者の方からホールスライドやムーンスライドの
レクチャーを受けるも全く出来ず、それ以前に基本の滑りも出来ていないので凹むばかり。
板を売却したくなってきた。