このゲレンデで合格しないと、後はどんどん確率が落ちてゆく気がしているので
なんとか合格したかったが、何故かレッスンは申し込まずに検定のみ申し込んで、
検定開始まで一人で練習する事にした。今思えばどうしてレッスンを申し込まなかったのか
理由が浮かばない。
自分では最後まで納得出来ない状態で検定の開始を迎える。
今回の生徒は2級2名、1級2名の合計4名だった。
湯の丸はイントラによる前走はなく、いきなり検定が始まる。
2級の2名が最初に滑り、後に1級の2名が滑る。
結果は2級2名合格。1級2名不合格。
自分でも感じたけど1級を合格するレベルの滑りではなかった。
それでも点数は209点で合格まであと1点だった。
でも何点だろうと不合格には変わりない。
検定を諦めないようにとの配慮の配点のように感じる。
そして次をどうするか心が迷い始めた。
そんなことを考えながら滑っていたら、リフト終了の時間が迫っていて
ゲレンデを見ると、誰も滑っていない貸し切り状態になっていた。
このゲレンデに何度となく来ているがリフト運転の最後まで居たのは初めてで
誰もいない夕ぐれ迫るゲレンデもなんだか寂しく感じた。
もう今シーズンはいいだろうと諦める気持が芽生え始めた。
お金と時間が許す限り受けたい思いは薄れ、これ以上お金をかけることが
勿体ないように思えてきた。しかし、このタイミングで諦めてしまうと
今まで費やした費用は本当に無駄になってしまうので、心を立て直し明日
試験が行われるオグナほたかに向かうことにした。