大昔、某道場で教えてくれていた空手の先生を尊敬し練習していたが、道場のTOPと先生が、道場の運営で仲違いしてしまいました。TOPも先生も日頃は「空手道を通して人格を。。。」なんて偉そうなことを言っていたが、いざ仲違いしはじめると、練習生から見て非常に醜く、まさに武士道とはほど遠い振る舞いをする人達であった。
沢山の練習生もその仲違いに巻き込まれたが、先生がその道場から身を引くことになり、事態は収拾した。
その際に、先生から呼び出され先生の心境等を聞いて同情したが、その後、先生からの連絡は途絶え、しばらくすると新たに先生が自分の道場を開いている事を知った。ネットで、先生が開いた道場のHPを見て、「礼を持って人とのつながりを大切に。。。」の文句に絶句した。
過去の過ちを引きずる必要はないかもしれないが、全くそれを忘れて道場訓にしている事に、武道者としての品格を疑うばかりであった。
更には先生が去った道場を先生の友人が引き継いだが、その友人も先生が戻ってくることは許さないようなことを言うので、空手をやる人間は、ろくな人間が居ないかと幻滅するばかりであった。
私はこの道場のドタバタを体験し、武士道とは程遠い、潔の悪い振る舞いをする空手家が嫌になり、二度と空手はやるまいと決心し道場をやめました。